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2010/01/11

それでも私は青木真也選手を非難しない

青木選手の試合後の不適切ポーズが批判されているようです。

 

で、この論争には3つのポイントがあるんですが、それらがゴチャゴチャになって語られているので話が噛み合っていない様に思います。

 

まず論点を整理しましょう。

一つ目.肘を折った事は野蛮だ。

これはもう言いがかりに近い話で、「腕をへし折るのは野蛮で駄目だが、殴って眼下窩底骨や鼻骨を折るのは問題ない」 と言うのか?ってこと。

それぞれの選手の得意技があって、ある選手はハンマーパンチであり青木選手は関節技だってだけの話。

ハンマーパンチの選手は手加減して殴ってくれますか?あり得ないでしょう。

そもそもあの薄いオープンフィンガーグローブで殴り合う総合格闘技がテレビ放送される事が異常なんですが、最早そういった正常な感覚が麻痺している視聴者が「野蛮だ」というのはそっちの方が異常です。
昔、中井選手を失明させたのはゴルドーとか言う選手でしたか?
元々が、そんな殺伐とした競技なんですから。

 

二つ目.試合後に中指を突き立てたパフォーマンスが礼儀としてなっていない。

敗者に対する礼儀として、不適切だという話。

でも、それを言ったら、相手が失神してドクターが診察してる側で、コーナーポストに登って絶叫するのだって褒められた行為ではありませんよね?


でも、やっぱり極限状態で戦ってる選手にそれを言うのは酷です。
青木選手自身が言っていますが、「試合前には怖くて死にたくなる。電車が来ても、ここで飛び込めば楽になるなとかそんなバカなことをいつも考えてる」と言っています。それくらい選手はぴりぴりと極限まで緊張しているのです。
そう言う極限状態から解放されて、突飛な行動に出てもそれを観客がどうこう言えるものではないと思いますが。

 

3つ目.ああいう野蛮な試合を地上波で放送する事が問題。

一番最初に書いたのと関連しますが、総合格闘技というジャンルがそもそも野蛮なスポーツなんです。

それを何だか普通の娯楽のようにお茶の間で見ている一般視聴者がいて、視聴率を稼ぎたいテレビ局があればああいうシーンを流したくなってもおかしくない。

ただ、これは戦っている選手とは違って「放送する・しない」は冷静に判断出来る訳でそこには放送倫理が必要でしょう。

 

青木選手を非難する人は放送局にこそ、その矛先を向けるべきです。

青木選手だって次の試合からは狙われるのは確実ですから、彼自身が自分のやった事の帳尻は自分であわせないといけないのですから、彼を分かったように非難するのはお門違いだと思います。

 


なかのひと

 

 

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